スマートアシスト2と3違いを性能からみてみよう！
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このページの目次
＜いつからスマートアシスト2から3の装備変更が開始されたの？＞
スマートアシストとはダイハツ工業が開発したシステムのことです。
スマートアシストとは何なのかについても見ていこうと思います。
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～スマートアシスト2から3への装備変更～
そもそもスマートアシストとは何なのでしょうか。
ダイハツ工業が開発しているシステムであることはすでに書きましたが、具体的にはどのようなものなのか見ていこうと思います。
スマートアシストとは衝突被害軽減ブレーキのことです。
引用元：https://msp.c.yimg.jp/yjimage?q=oTXk_NgXyLHDk6teI8ggrGgInKYQjjQZNpc5l2YGq8xKuE43a8MnGGfV.VAJRyksY.UwZZEh12bstzsVPnHXIYwURN0P7ZSHno5W3z1v2oFvSwIZHIsNndeK8l5P23KQnguueqoGY32um3bf6qer&sig=13a53hdl9&x=300&y=143
この言葉だけ見ると、わざわざネーミングする必要はないと思いますが、衝突を軽減するためのシステムには様々な機能が複合的に働いて実現しています。
そのため、そのシステムを総称してスマートアシスト、としています。
そして、スマートアシストはダイハツ工業が開発しているのですが、トヨタやスバルもこのスマートアシストをネーミングも含めて使用しています。
そんなスマートアシストが初めて登場したのは2012年12月20日に発売をした車に初めて搭載されました。
衝突軽減ブレーキのシステム自体は他社がもっと前から搭載していましたが、軽自動車での搭載はこの時が初めてのこととなっています。
そして2015年4月27日にスマートアシストを改良したスマートアシスト2が登場しました。
では、現行モデルの車に搭載されているスマートアシスト3とはいつ登場したものなのでしょうか。
スマートアシスト3は2016年11月30日に登場しました。
2と3の間は1年しかないのですね。
1と2の間は3年かかったのですが、3までは4年で到達したことになりますね。
こうなると、次回のバージョンアップのタイミングが読みにくい結果となっているように思います。
＜日本国内以外の海外でもダイハツのスマアシ2は3に随時変更されるのか？＞
先程の登場時期は日本国内のモデルについてのものでした。
では、海外で販売されているスマートアシスト搭載車のスマートアシストはどれなのでしょうか。
また、最新のスマートアシスト3に搭載されるのはいつになるのでしょうか。
～海外モデルのダイハツ車スマートアシスト3への変更は？～
ダイハツの海外モデルに関する情報はあまり出てきませんでした。
2017年11月にマレーシアで発売された車にスマートアシストシステムを初めてグローバル展開した、という記述があります。
参照元：https://www.daihatsu.com/jp/news/2017/20171116-1.html
ということはスマートアシストシステムは海外ではまだ日本ほどメジャーではないとも取れますね。
引用元：https://www.daihatsu.com/jp/news/2017/qk2nl20000003dlg-img/20171116_002.png
そもそも軽自動車は海外ではないカテゴリーの車ですよね。
軽自動車で初めてスマートアシストシステムを搭載したことを強みにしているダイハツとしては土俵違い、という印象も見られます。
結論としては今回の調べでは海外モデルのスマートアシストの拡販状況はよくわからない、ということになります。
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＜スマートアシスト2と3の違いはどこ？＞
ではスマートアシストの2と3にはどのような違いがあるのか見ていきましょう。
～スマートアシスト2と3の違い～
スマートアシストの2から3への変更は1年ほどで行われています。
どこが変わったのかを詳しく見ていきましょう。
まずはカメラから。
スマートアシスト2はレーザー光を使ったカメラを搭載しています。
スマートアシスト3ではステレオカメラに変更されています。
引用元：https://newcars.jp/wp/wp-content/uploads/2016/12/stereo-camera-s.jpg
次の変更点は衝突回避や被害軽減が発動するスピードの違いです。
スマートアシスト2では20km/h以下で発動していた衝突回避がスマートアシスト3では30km/h以下に変更されています。
被害軽減が発動するのはスマートアシスト2では30km/h以下ですがスマートアシスト3では80km/h以下と大幅な変更がありました。
今回のスマートアシスト2とスマートアシスト3の違いはこれだけです。
被害軽減に関する変更点はとても大きいですね。
カメラの変更以外にシステム上の変更点は見当たりませんでしたが、それが要因となって大幅な改善につながったのでしょうか。
＜スマアシ2から3に変更となった理由は？＞
スマートアシストは1から2までは3年ほど経過してのち、変更となりました。
しかし、スマートアシスト2から3への変更は1年ほどでの変更となりました。
そこには何か理由があるのでしょうか。
～スマアシ2から3への変更理由～
スマートアシスト2から3へ変更となった内容を見ていきましたが、変更点は大きくはなかったです。
どうしてこのタイミングでの変更となったのでしょうか。
スマートアシスト3は新車にももちろん搭載されますが、登録車もスマートアシスト3へと変更していく動きがあるようです。
改善点の大きな焦点が対歩行者向けの自動ブレーキシステムへの変更です。
ダイハツ工業が公式に発表しているスマートアシスト3への変更理由は、衝突回避支援システムの普及としています。
なので、ダイハツ工業でよく売れているタントの一部改良に乗じて登場しました。
引用元：http://タント.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_bfd/xn--5cks2k/m_E382A8E382AFE382B9E38386E383AAE382A220E38391E383BCE383ABE3839BE383AFE382A4E38388.jpg
この発売の時も交通事故軽減を目的として、日常使いとして乗られているタントに搭載した、と発表しています。
2016年はダイハツ工業が手掛ける軽自動車で、人気モデルとなっているものが次々とフルモデルチェンジやマイナーチェンジ、一部改良を行った年だったようです。
そのため、スマートアシスト2の登場から1年ほどでの変更となったようです。
私個人的には、こんな短期間での変更とダイハツ工業が公表している交通安全防止や、衝突回避支援システムの普及ということを考えると、裏には何かほかの理由があるのではないか、と勘繰ってしまいます…
でもそのような理由は見当たりませんでした。
ダイハツ工業が展開しているカーラインナップの大半は軽自動車で、ユーザーは幅広い層となっています。
そのため、安全対策にも力を入れたいということなのでしょう。
＜スマートアシスト3の機能や概要を1つずつ見ていこう！＞
スマートアシストにはどのような機能があるのでしょうか。
気になりますよね。
ではスマートアシストの機能を詳しく見ていくことにしましょう。
～スマートアシスト3の機能～
まず1つ目は衝突回避支援ブレーキと警報です。
警報は車や人に車が近づくと音で警告してくれるシステムです。
支援ブレーキは一定の条件を満たした状況で、車や歩行者が車に近づくと自動でブレーキをかけて衝突を防いでくれる機能です。
2つ目の機能は車線逸脱警報機能です。
これは文字通り、センターラインや車幅線を超えると警告してくれるシステムです。
3つ目の機能は誤発信抑制制御機能です。
これは一定の条件下で障害物を車が認識した後にアクセルを踏み込むと、エンジン出力を抑制して警告してくれる機能のことです。
これは前方・後方どちらにも作用します。
4つ目の機能は先行者発信お知らせ機能です。
引用元：https://dport.daihatsu.co.jp/information/sumaashi/img/top/sec01_tab04_on.png
これは停車中に前方の車が発信したのち一定期間が過ぎても自分の車が発信しないときに知らせてくれる機能です。
5つ目の機能はオートハイビームです。
これは最近の車にはよくある機能ですね。
以上がスマートアシスト3の機能です。
どれも安全のために必要な機能ですが、親切な機能でもありますね。
特に先行者発信お知らせ機能は、うっかり信号が変わったことを知らなかった時などに役に立ちますね。
自分が先頭ではなければ、という条件付きにはなりますが…
＜スマートアシスト3へと進化したことによりスマアシ2からの価格アップはあるのか？＞
スマートアシスト3になることで車両価格に影響があるのかは気になりますよね。
スマートアシスト2とスマートアシスト3では価格に変動があるのか調べてみました。
～スマートアシスト3で価格アップ？～
スマートアシスト2から3への変更で機能は当然向上しています。
ということは、高性能な機械を搭載しているということになりますね。
そうすると、価格としては上昇することが多いと思います。
しかし、今回のスマートアシスト3の搭載車はマイナーチェンジや一部改良により搭載が開始されています。
引用元：https://www.daihatsu.com/jp/news/2016/qk2nl20000001ent-img/tanto_20161130001m.jpg
それらの車両本体価格は据え置きとなっているようです。
ということはスマートアシスト3への変更による車両本体価格への影響はないということになりますね。
スマートアシスト自体の価格については初代のスマートアシストが約5万円、スマートアシスト2は6万円となっていました。
今回のスマートアシスト3は安全装備の拡充を目的としているため、価格据え置きを公式に発表しています。
スマートアシスト3は標準装備となっている車種とオプション設定となっている車種もあるようです。
後付けをすることはできませんが、契約時にオプション設定することは可能です。
その時のオプション価格が6万円ということのようです。
スマートアシスト2のときも同様だったようです。
＜スマートアシスト2から3への変更で欠点は改良することはできたのか？＞
スマートアシストが2から3へと変更になることにより欠点の改善はあったのでしょうか。
スマートアシスト2の欠点も含めてみていきましょう。
～スマートアシスト2から3で欠点の改良は？～
スマートアシスト2の最大の欠点は雨天時の稼働が不可能であったことではないでしょうか。
カメラの性能の問題だったようです。
雨天時はうまく映すことができず、警報や静止ができなかったようです。
今回のスマートアシスト3ではカメラの変更がありました。
これにより雨天時も正常に稼働することが可能となりました。
原因となっていたのは、ミリ波レーダー。
これは雨天時には水たまりなどの反射で誤作動が起こる可能性があったようです。
そのため、ワイパーを稼働しているときにはスマートアシスト機能が自動でoffになるように設定されていたようです。
今回のスマートアシスト3はどうなのでしょうか。
カメラはレーダーからステレオへと変更になりました。
引用元：https://www.daihatsu.com/jp/news/2016/qk2nl20000001ent-img/image_1130m.jpg
このことにより性能は格段に上がりました。
また、スマートアシスト2は歩行者に対しての衝突回避が警告のみとなっていました。
つまり、ブレーキは作動しないということですね。
今回のスマートアシスト3では衝突回避のためにブレーキシステムが作動するようになりました。
これも欠点の改良といえるのではないでしょうか。
＜ここまでのスマートアシスト2と3の違いのまとめ＞
ここまでスマートアシススト2と3の違いをいろいろとみてきました。
ここではまとめを行っていこうと思います。
～スマートアシスト2と3の違いをまとめる～
スマートアシスト2と3はほとんど間を置かずに改良されました。
具体的には約1年での交代となっています。
初代スマートアシストと2の間が3年ほど空いていることを見ると、異例な気もします。
何か大きな欠点があって、安全性が保たれずに改良となったのかと思っていましたが、調べてみてもそのような事実はありませんでした。
この短期間での改良は他社との競合のため、というのが大きな原因のようです。
表向きは安全性能の向上と普及となっていましたが…
また、スマートアシスト2には欠点がありました。
それは雨天にスマートアシスト機能を使うことができなかったということです。
引用元：https://newcars.jp/wp/wp-content/uploads/2016/12/smart-assist-s.jpg
それもスマートアシスト3ではカメラの性能アップにより改善することができました。
これが大きな改良点でした。
これにより他社とも対等に渡り合えるようになりました。
今の車には欠かせないものとなってきている安全性能。
制度は競い合うようにどんどん良くなっていますが、決して万能ではありません。
安全性能はあくまで安全運転をする手助けをしてくれるものです。
頼りすぎず、助けてもらうことを念頭にうまく使いたいですね。
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それではこのあたりで、
「 スマートアシスト2と3違い」
に関する記事を終わりにします！
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