＜車についているa/cボタン。そもそもa/cの意味とは？＞

車にはコントロールパネルのところにa/cボタンというものがあると思います。

これにはどのような意味があるのか見ていきましょう。

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～a/cボタンの意味～

a/cボタンというのはair　conditionerの略です。

これはエアーコンディショナーと読み、エアコンのことです。

エアコンと聞けばなじみのあるあるものだと思いますが、そもそもエアコンとはどのようなものなのでしょうか。

車には送風機能と暖房・冷房機能があります。

a/cボタンが直接関係しているのは冷房だけになります。

送風と冷房は違いますよね。

そこで登場するのがa/cボタンです。

引用元：http://car-moby.jp/wp-content/uploads/2017/02/shutterstock_440438734.jpg

a/cボタンがoffになると送風機能しか稼働しません。

また、エアコンには送風温度を冷やしたり、除湿したりする機能があります。

送風機能は文字通り外気を送り込むだけの機能です。

車の暖房機能がどうしてa/cボタンに直接関係ないのかも説明していきます。

車の暖房機能はエンジン熱を利用しています。

もっと詳しく言うと、エンジンは熱を発します。

そのため、常に冷やす必要があるのです。

そのために必要となるのがラジエーター液というものです。

このラジエーター液がエンジンの周りを巡回させることでエンジンを冷やしています。

これを行わないとエンジンがオーバーヒートしてしまうのです。

エンジンの熱を冷却したラジエーター液には当然熱がうつります。

カーエアコンの暖房機能はその熱を車内に送り届けることで車内を暖めるのです。

そのため、エアーコンディショナーを使用していないといえます。

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＜そんなa/cボタンの使い方は？＞

a/cボタンはどのように使うのが良いのでしょうか。

～a/cボタンの使い方～

先程a/cボタンの意味を書きましたが、ここではどのような場面でa/cボタンを使用するのが良いのかを見ていきましょう。

まずは冷房機能。

こちらはコンプレッサーを作動させないと送風されてくる空気が冷えません。

そのため、夏場にクーラーをつけようと思ったらa/cボタンをonにするのは必至となります。

では、冬場は必要ないのでしょうか。

先程暖房がラジエーター液の熱を利用して車内を暖めていると説明しました。

そのためには基本的にはa/cボタンがoffでも車内を暖めることはできます。

そこでもう一つ重要なa/cボタンの機能が出てきます。

それは除湿機能です。

冬場には一見除湿は必要ないように思いますよね。

なんといっても冬場の空気は乾燥しているのですから…

しかし、皆さんも冬場ほど車の窓が結露する経験をしたことがあると思います。

というのも、この窓の結露の原因は人の蒸気なのです。

人間も蒸気を発するということですね。

引用元：http://car-moby.jp/wp-content/uploads/2016/09/15255555987_c38647994c_z.jpg

車の中は狭い閉鎖空間なので、人の発する蒸気だけで結露を生み出すことができるんですね。

ここで登場するのがエアコンの除湿機能です。

窓が曇って生きたらa/cボタンをon！！

これで窓が曇ることなく車内を暖めることができます。

結論としては、夏場は常にa/cボタンをon、その他の季節は窓が曇り始めたらa/cボタンをon、ということになります。

ちなみにa/cボタンはコンプレッサーが作動します。

コンプレッサーを作動させるための動力源はガソリンです。

ということはダイレクトに燃費に影響を与えてしまします。

なので、a/cボタンは入れておけばいい、とは言えないようです。

適切に使って、燃費との折り合いをつけていきましょう。

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＜暖房時にa/cボタンは押すべき？不要？＞

暖房を使うときにa/cボタンは必要なのでしょうか。

～暖房時a/cボタンはon？～

先程も書きましたが、基本的には暖房を使用しているときはa/cボタンがoffでも車内を暖めることは可能です。

ということで基本的には不要といえるでしょう。

暖房時にa/cボタンを必要とするのは、ガラスが曇って生きた時となります。

この時にa/cボタンの除湿機能を上手に使うことが快適に車を運転することにつながります。

もしa/cボタンを使用しても窓の曇りが取れない時にはデフロスターボタンが有効です。

引用元：https://blog-imgs-52-origin.fc2.com/t/r/c/trcuktrivia/166air3_20131215174250ff5.jpg

これは除湿した空気をフロントガラスに直接当てて曇りをとる機能です。

これもa/cボタンとともに使用するとより効果的となります。

しかし、先ほども書きましたが、a/cボタンをonにするとコンプレッサーが作動して、ガソリンを使用します。

そのため、燃費が落ちてしまいます。

ずっとa/cボタンをonにするのはお勧めしません。

少しめんどくさいかもしれませんが、窓が曇ったらa/cボタンon、曇りが取れたらa/cボタンをoffにすることをお勧めします。

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＜冷房時a/cボタンは押すべき？不要？＞

次は冷房時にa/cボタンは必要なのか見ていきましょう。

～冷房時はa/cボタンいる？～

先程も書きましたが、冷房時にはa/cボタンは必須です。

つまり冷房使用時はa/cボタンを押すしかないです。

というのも冷風は暖房のようにほかの目的で余ったエネルギーを使用することができないからです。

引用元：http://車コンプレッサー交換.asia/img/cmp3.jpg

そのため、コンプレッサーを作動させて、取り込んだ外気を冷やす必要があります。

なので、冷房を使いたいと思ったらa/cボタンはonにするしかないのです。

もし、冷房使用時にa/cボタンをoffにすると外気がそのまま送風されてくるので、車内を冷やすことはできません。

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＜a/cボタンを使うと燃費は悪くなるの？その理由や対策は？＞

a/cボタンを使うと燃費にどのように影響が出るのでしょうか。

燃費が悪くなる理由や対策方法を見ていきましょう。

～a/cボタンしようと燃費の関係～

a/cボタンを使用した時には燃費は悪くなります。

その原因はa/cボタンをonにすると、コンプレッサーが作動します。

このコンプレッサーを動かす動力がエンジンとなります。

そのエンジンを動かすのがガソリンです。

ということは、走行以外にガソリンを使って、エンジンを作動させているということになります。

そもそも燃費とは、ガソリンの利用量に対してどのくらい走行したのかを算出しています。

引用元：https://pds.exblog.jp/pds/1/201507/17/32/f0345532_21321735.jpg

ということは走行距離は伸びていないのにガソリンは減っていく、という状況では当然燃費が悪くなります。

a/cボタンを使用するということはまさにこの状況を生み出していますね。

では、どうすれば燃費を悪くさせずにa/cボタンを使用することができるのでしょうか。

まず結論から先にいうと、こまめな使い分けが必要となります。

的確に使い分ければ燃費を少しでも良くする方向に向きます。

では、的確に使い分けるにはどうしたらよいのでしょうか。

まずはコンプレッサーの役割から。

コンプレッサーの役割は除湿と冷却です。

そこでまず理解しやすい使い方としては冬の暖房使用時です。

暖房は廃エネルギー（熱）を利用するので、空気を温めているのはコンプレッサーではありません。

コンプレッサーの性能にも空気を暖めるということは書かれていません。

冬場にコンプレッサーを稼働させる意味としては除湿に限ったものといえそうです。

コンプレッサーが一番動力を必要とするのは冷却機能を使っているときです。

冬場は外気が冷たいので、a/cボタンをonにしていても取り込んだ外気がすでに冷たいので冷却機能が働きません。

なので、冬場は常にa/cボタンを使用していても燃費にさほど影響を与えないといってよいでしょう。

問題なのは夏場の使用です。

何度か書きましたが、a/cボタンを使用することで一番ガソリンを使用する行動は冷却です。

なので、暖かい外気を取り込んで空気を冷たくして車内に送る冷房機能は一番ガソリンを使用する行為と言えます。

では、夏場に燃費をよくすることができるのでしょうか。

一番良い方法はautoボタンをうまく利用することといえます。

a/cボタンを使用するだけだと、冷房も暖房も温度設定がないので、常に冷気・暖気を送り続けることになります。

そこにautoボタンを利用することで、温度設定が可能となります。

温度設定ができると冷気・暖気を調節して取り込むようになります。

つまり、冷たくしすぎない、温かくしすぎないということになります。

これはコンプレッサーをうまく制御してくれるということなので、燃費向上につながります。

さらにはこの温度設定で、温かくしすぎない、冷たくしすぎないことがコツだと思います。

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＜車についているautoとa/cは何が違うの？＞

では、autoボタンとa/cボタンは何が違うのでしょうか。

詳しく見ていきたいと思います。

～autoボタンとa/cボタンの違い～

a/cボタンは冷却や除湿をするためにコンプレッサーを作動させるボタンのことです。

一方、autoボタンは室内温度を設定して、自動で車内の温度を調節してくれる機能を作動させるボタンのことです。

言い換えると、a/cボタンは冷房設定していたらずっと冷やし続ける、ということです。

一方のautoボタンは温度設定があるので、設定した温度を保つように自動で送風をしたり止めたりしています。

引用元：https://www.車買取豊田.com/img/87535395981fe3868f47556964d7db16_m.jpg

暖房に関しても同様です。

しかし、ここで暖房に関しては少し注意点が必要です。

a/cボタンの暖房は暖気を車内に取り込んで、コンプレッサーの力で除湿しているだけですが、autoボタンでは自動で設定温度を保とうとするので、時に冷風が流れてくるということです。

そうすると、一番ガソリンを使う冷却機能が作動しているということになります。

ここではautoボタンを使用したほうが燃費が悪くなるということなので、注意が必要となります。

a/cボタンには除湿機能も付いていますが、autoボタンには除湿の設定はないです。

しかし、どちらのボタンもコンプレッサーを作動させるということに変わりがないので、除湿機能に関してはどちらのボタンを使用しても変わりないと考えてよいと思います。

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＜愛車のa/cボタンが点滅した？その原因や意味、対処法は？＞

a/cボタンが点滅?!

原因と対処の仕方を見ていきましょう。

～a/cボタンの点滅、原因と対処～

通常はa/cボタンを入れると、点灯しています。

つまり、ランプはずっとついているということですね。

それが点滅することがあるようです。

原因としてはa/cボタンを入れることで作動するコンプレッサーの異常なようです。

コンプレッサーはエンジンの力を利用して作動しているので、異常のあるコンプレッサーを稼働させ続けているとエンジンにも異常をきたす可能性があります。

そのため、コンプレッサーには制御機能があるようです。

具体的に言うとコンプレッサーが異常をきたすと自動的にコンプレッサーを停止させ、異常をボタンの点滅で知らせるということです。

こうすることで、エンジンの故障を防いでいるのです。

引用元：https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/note/000/002/142/012/2142012/p1.jpg?ct=fe67734d1bea

もし走行中にコンプレッサーが壊れ、さらにエンジンにも影響が出てしまうと車が走行できなくなってしまいます。

そうならないようにしているのですね。

対処方法としてはディーラーに見てもらい、修理してもらうという方法しかないようですね。

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＜a/cボタンの意味を知って冷房/暖房時にしっかりと使い分けて低燃費を実現しよう！＞

ここまでa/cボタンについてみてきました。

まとめてみようと思います。

～a/cボタンについてのまとめ～

a/cボタンはエアコンのスイッチということです。

エアコンを使用すると燃費が悪くなる、というのはほとんどの人が知っていることではないでしょうか。

でも、暑かったり寒かったりするのを我慢して車に乗るのはつらいですよね。

なんとか燃費を悪くしないで走行できる方法はないか…

これはどの人も感じることではないでしょうか。

私も今回記事を作成するために調べてみて知らなかったこともたくさんありました。

まず、暖房機能についてです。

車のエアコンでの暖房機能は、家庭用のエアコンとは構造が違うようです。

引用元：http://www.maroon.dti.ne.jp/qurara/0019.jpg

車のエアコンでは廃エネルギー、エンジン熱を利用しています。

そのため、家庭用のエアコンと違い外気の冷たい空気をコンプレッサーで温める必要がないため、燃費にはほとんど影響がないということです。

なので、暖房使用の冬場はa/cボタンを入れたままにしておいても燃費はほぼ変わらないということです。

しかし、ここで一つ注意点があります。

それはハイブリッド車や電気自動車に乗っている場合です。

ハイブリッド車はエンジンをほとんど使用していません。

そのため、エンジン熱が発生しにくい状況にあります。

そうすると、コンプレッサーが作動して、冷たい外気を取り込んで暖気に変えて車へ送り込むということになります。

そうなると、燃費に影響が出てきます。

電気自動車についても同様のことがいえるようです。

電気自動車にはエンジンが搭載されていません。

コンプレッサーの動力源は電気ということになります。

そのため、エンジンの代わりに使用されるのがバッテリーということになります。

そのため、バッテリー上がりなどの心配が浮上します。

ここは注意が必要ですね。

冷房使用時は燃費に大きな影響を与えます。

夏に冷たい空気を作り出すにはコンプレッサーが絶対に必要です。

どうしたら燃費の影響を減らせるのかが焦点となってきそうですね。

そのための方法としては、auto機能を使うということです。

このauto機能は文字通り自動で、ということです。

なのが自動なのかというとコンプレッサーのonとoffに関することです。

auto機能には温度設定機能があって、一定の温度を保ってくれるということです。

それに伴ってコンプレッサーを作動させたり止めたりする機能です。

設定温度は外気温と大差をつけないようにすることで燃費への影響を少なくすることができそうです。

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それではこのあたりで、
「 車 a/c とは」
に関する記事を終わりにします！

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